マイナンバー制度が労務管理に与える影響とは?
雇用保険や労災保険、社会保険などの被保険者資格取得や喪失などの各種届出には、マイナンバーの記載が必要となっています。行政側へ提出する法定調書にも記載が必要です。 従業員からマイナンバーを収集し、入力・支払調書作成をすることは大変な作業です。企業には取得、保管、利用、記録、廃棄に至るまでの安全管理措置が求められています。有料の給与計算ソフトを利用する場合や、外部委託をする場合にはマイナンバー収集やデータの入力代行等のサポートが受けられ、情報漏洩、紛失等のリスクが軽減されます。フリーソフトや計算表を使用している場合は、全ての従業員のマイナンバーを入れ込む作業やセキュリティ対策が必要です。